昭和歌謡とは、幅が広く、りんごの歌ぐらいから光GENJIぐらいまで。
私が好きなのは、70年、80年代ぐらいのあたりなのですが、
美穂蘭さんとは、そのあたりの好みも共通の部分が多いようです。
この時代の日本の歌の特徴とは、戦後ビートルズやラテン音楽等の影響で、
日本人が洋楽を取り入れだした直後の
「本物に染まりきれていない感」
コレがたまらなく大好きなのです。
純和風の人達がプレスリーやマリリンモンローを目指すものの、
鼻は低いし足は短いし…
うーん…う~ん…。。と、悩みまくった先人達の顔が浮かびます。
近年は、一つのジャンルだけに特化する人が多いですが、
たくさんの日本の音楽家たちが模索してきたその先が、現在なのだと思います。
昭和歌謡って、西洋への憧れの中に、奥ゆかしさや情緒や、
日本人の持っている古き良きものが詰まっているのです。
特にメロディーにのった日本語の美しさは、世界から評価されるべきものと思います。
司会の方とも色々話しましたが(個性的なオモシロイ役者さんでした♪)
演歌が好きな世代が減ってくると、いずれ演歌ってなくなるのかな…と。
しかし演歌というジャンルは元々なく、アイドル歌手やグループサウンズが出てきて彼らと分別するためにそう称されるようになったそうです。
それまでは総じて「流行歌手」と呼ばれていました。
民謡が残っているのだから、ある意味分けられたことで地位が確立するのかもしれません。だから結論としてはなくならないと私は思いますが、
私世代が60才や70才になった時に懐かしいと思う曲って…と考えると、
石原裕次郎のような名曲も埋もれてしまうかもと思うと怖くなってしまいます。
私にとっては少し遠出の、兵庫県加西市のイオンモールにて。
こだわりの30分ステージを2回お届けさせていただきました。
歌手の美穂蘭さんとの共演は、華やかでレトロで味があります。
今回はザ・ピーナッツや恋の季節等。
楽しかったです♪
コメントをお書きください